“くり”めぐりあい物語

“くり”めぐりあい物語

第二拾七話

栗と生きる者たちの誇りから生まれた「一本」

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今月は【栗見事(くりみごと)】


焼き菓子を超えた栗と果実の芸術

  

岐阜・恵那の里山で育まれる恵那栗。その中でも特に選りすぐりの、大粒で香り高い「利平栗」の渋皮煮をふんだんに使用したプレミアムパウンドケーキ。それが「栗美事(くりみごと)」です。
パウンド生地はあくまで脇役であり、主役は贅沢に詰め込まれた栗と果実の存在です。この一本は、もはや焼き菓子の領域を超えた「栗と果実の構造美」。一般的なパウンドケーキの常識を覆すように、生地よりも栗と果実の割合が多く、その断面は栗そのものの重なりで構成されています。

一層ごとに響き渡る贅沢の余韻

その美味しさ、一口で明らかに別格とわかるもの。それはくりの芳醇な香りと濃密な旨味、そこに重なる漬け込み果実のバランスです。渋皮煮の深み、そして甘露煮のほっくりした甘さが重なり、栗が本来持つほっくりあたたかい風味が口いっぱいにゆっくりと溶けていきます。一層一層がまるで音楽のように重なり合い、複雑で美しい余韻が続きます。まるで一皿の上質なコース料理のように、栗と果実が響き合いながら、最後の一口まで飽きさせることがありません。まさに、栗を知り尽くした者にしか作れない真の贅沢。この味わいこそが、栗美事の美事たる所以です。

特別な箱に込めた栗への情熱

  

「栗美事」は、桐箱入でのお届けになります。蓋を開けた瞬間からただよう気品、包丁を入れた時の重厚な手応え、そして一口目で広がるしっとり、ほろり、ジューシーな三位一体の食感。それは時間と手間を味わう体験であり、作り手の真摯な想いが宿る芸術品。栗を極め、栗を誠実に扱い続けたからこそ辿りついた焼き菓子の到達点です。
どれほどの時間がかかろうとも、一切れの中に”日本の美意識”を宿す。その信念が、栗美事の味を記憶に残るものへと昇華させています。 

 桐箱が紡ぐ、栗と果実の極上の調和 

「栗美事」はその贅沢さと高級感が一目でわかる焼き菓子です。栗と果実が主役として際立つ一品、日本の美意識が感じられる桐箱に入れられた高級感は贈り物や特別なひとときにぴったりです。時間をかけた職人の技が輝く、「栗美事」をぜひご賞味ください。
くりめぐりあい物語
  • 栗美事
    恵那栗の中でも選りすぐりの大粒で香り高いと評判の「利平栗」の渋皮煮をふんだんに使用した、究極のおいしさと食感を求めてカタチにしたプレミアムパウンドケーキ。
    ブルーベリー、プルーン、クコの実、レーズン、干し柿を赤ワインで煮詰めて漬け込んだドライフルーツとたっぷりの栗を使った贅沢なパウンドケーキです。