四季が咲き、豊かな恵みをもたらしてくれる恵那山。
この山の麓に、恵那川上屋はあります。
私たちのふるさと岐阜県東濃地方では、
古くから木の実や果物を使った
野趣あふれる自然菓子文化が発展してきました。

その代表格が、栗を使ったお菓子。
名物の栗きんとんは、中山道の宿場町を訪れる旅人や
歌人、俳人などの粋人にも親しまれ、
いつしか日本の秋の風物詩になりました。

ほくほくと素朴な味わい。やわらかな自然の香り。ぬくもり満ちるかたち。
栗とそのお菓子には、ふるさとの風味・風土・風景が息づいています。
それは、日本のいつくし−美しく尊い−宝物。 この、自然と人が育んだ遙かな歴史を受け継ぎながら、
100年先もずっと栗が愛される未来を支えていきたい。
そんな想いから、恵那を起点に栗畑を広げるとともに、
全国各地の素材や食文化を融合させ、新感覚の栗菓子を提案しています。

里の栗から、いつくし日本を。
恵那川上屋は、地域と文化、人と知恵、歴史と未来をつなぎ、
かけがえのない日本の栗とお菓子文化を創造していきます。