新しく改良した土台のタルトカップには栗の鬼皮焙煎粉を練り込み、香ばしい風味をプラスしています。和栗と洋栗の絶妙なバランスで合わせたオリジナルペーストをたっぷりと絞り、まるごと入った栗の渋皮煮、そしてタルト生地とまさに栗づくし。
30年の歴史を経てもなお、おいしさを探求し続ける逸品です。
- 冷凍クール便にてお届けします。 宅配便は温度により配送車が別々となるケースがあります。常温便、または冷蔵クール便商品との同時配送となる場合でも、それぞれのお荷物の配送時間が異なることがあります。
土台のパイ生地に栗の鬼皮を入れることで、より香ばしく硬さも以前よりサックリしたパイ生地となり、
モンブランペースト、中の渋皮煮、土台とすべて栗づくしの構成へと変更。
また、生クリームもあっさりから生乳由来の生クリームに変更し、濃厚でコクを感じる味わいに。
さらに、パイ皿のサイズに合わせてカスタードの量を増量し、食べ応えがありながらも最後まで飽きずにお召し上がりいただけるよう生まれ変わりました。
創立60周年を記念し、栗を存分にたっぷり味わっていただきたい、という想いを多くのお客様にお届けしたく、リニューアルいたしました。
進化し続けるモンブラン栗山の
歴史を振り返ります
三十年前の洋菓子店は、
地域の菓子材料問屋から
材料を仕入れて製造していました。
大手の輸入材料問屋は
フランスから材料を仕入れると、
一斉に全国の卸問屋に卸し、
レシピをつけて営業をかけます。
それはどこの洋菓子店も
同じ材料を使うことになり、
差別化はとても難しい時期でした。
恵那川上屋は
国産の素材を加工している会社でしたので、
思い切って今までの固定観念を捨て、
和栗でモンブランを作ってみたいと思い、
フランス産栗ペーストと
自社のペーストを合わせて、
あんこのような硬さに炊き上げ、
シンプルにパイのタルトとカスタード、
無糖の生クリームで仕上げました。
これが栗山のはじまりです。
栗山は、
30年の間、甘さを徐々に控えてきました。
パイ皿はプレス機で形を維持できるように
昨年から変更し、
生クリームも
今までに3回以上もの改善を繰り返しています。
また、恵那川上屋らしさを表現するために、
スペインのホセポサーダ社と契約し、
自社用のペーストをオリジナルで製造しています。
和栗のモンブランを栗山から始めて、
後に秋には和栗だけのモンブランも始めました。
収穫時期が8月から10月、
早生栗と中生栗、
晩生栗の三種類を
時期に合わせて提供しました。
その経験から
今では大きな栗きんとんの形をした栗風や、
スペイン産の栗ペーストをふんだんに使った栗欧、
和栗のみを贅沢に使った栗里を開発し、
その間の商品を栗山として
今でも多くのお客様に支持されています。
さらには三種のペーストに対し、
中身を変えたセゾンシリーズは、
モンブランの可能性を常に研究し
提供が始まりました。
栗山の進化は、
恵那川上屋にとって
和菓子と洋菓子を超えた商品へと
変化したことを表しています。
恵那川上屋は
和菓子でもなく洋菓子でもなく、
農業を軸として
地域文化を販売している会社へ成長したのは、
この栗山からなのです。
美味しさに完成はなく、
美味しいには毎日新しい出会いがあります。
「最高のモンブランでありつづけるために」美味しさへの探求へ向かうその歩みは
決して止まることはありません。
これまでも、これからも
栗山はお客様とともに歩んで進化してまいります。
職人の想い
お客様の想い
恵那川上屋の想い
未来への想い