2020.05.18

最中(もなか)の由来は月が関係しているって本当?最中の歴史や発祥を探る!

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こんにちは!栗きんとん・栗菓子の「恵那川上屋」です。

 

古くから日本に伝わる和菓子として知られている「最中(もなか)」。

上品なあんが餅から作った皮に包まれており、その食感はとても味わい深いものですよね。

 

そんな最中の由来を知っておくと、より趣のあるお菓子として味わえるかもしれません。

今回は「最中の由来や歴史」などについて、詳しくお話していきます。

うさぎと月

 

 

最中の名前の由来は?月に関係しているって本当?

「最中(もなか)」という名称は、平安時代中期に活躍した歌人・学者で三十六歌仙の一人でもある源順(みなもとの したごう)が詠んだ和歌が始まりと考えられています。

 

「水の面に 照る月なみを 数ふれば 今宵ぞ秋の 最中なりける(水のおもに てる月浪を かそふれは こよひそ秋の もなかなりける)」(拾遺和歌集より)

 

池の水面に映る月が美しいと感じるのは最中の月だからなのだ、という意味があるこの和歌。

「最中の月」とは、旧暦の8月15日、現在の9月~10月頃の日本で最も趣のある月として知られる「中秋の名月」を指します。

 

この和歌を知る公家たちが、月見の宴中に宮中でふるまわれた丸餅の菓子ことを「最中の月のようだ」と表現したのが由来とされています。

美しい月に例えられるお菓子なんて、とてもロマンチックですね♪

 

 

最中の発祥はどこ?人気となった歴史の背景とは

平安時代中期に「最中の月」と表され、宮中の菓子として知られていた「最中」。

現在のように庶民にも愛されるようになったのは「竹村伊勢」という煎餅屋が売り出したかだと言われています。

 

江戸時代中期、遊郭があることで知られる吉原に店を構えた「竹村伊勢」が「最中の月」という商品を販売していました。

この「竹村伊勢」の「最中の月」は、もち米粉からできた煎餅(現在の最中の皮に近いもの)に砂糖をまぶしたもので、あんを挟んだものではありませんでした。

 

当時は砂糖が高く、日常的に手に入りにくいことから、遊郭でお目当ての遊女への手土産として注目の高いお菓子だったのです。

 

次第に最中の月にあんを挟んだ「最中饅頭」がさまざまな和菓子屋で売られるようになり、最中ではなく「最中饅頭」がメジャーとなっていきます。

最中饅頭を一番最初に始めたお店はここ!というはっきりと示した文献はないようですが、1824年に大坂で発行された江戸のガイドブック『江戸買物独案内』(国立図書館デジタルコレクションより引用)の中に菓子屋の宣伝で「最中饅頭」の文字が確認できることから、江戸時代末期には「最中」よりも「最中饅頭」の方が注目度が高かったと推測できます。

 

そして明治時代には金型技術の進歩が進み、模様や形のバリエーションが広がります。

お店独自の模様や四角の最中も増えたことから、単に「最中」という名称が主流となり、現在に至ると言われています。

 

 

現在の最中はさまざまなバリエーションが楽しめる!

白い最中

あんを2枚の皮で包む「最中饅頭」が最中の代表と言えますが、現在の最中の皮は糖分がほとんどなく、独特の食感で手も汚れにくいことから、さまざまなお菓子を挟んで食べたり、あん以外の具材を挟んだりする最中も登場しています。

 

また、丸形だけではなく菊模様や魚・貝殻の形など形もさまざまなので、選ぶのも楽しくなりそうです。

有名な進化系の最中についても、ご紹介していきますね!

 

もなかアイス

和洋折衷の最中といえば、もなかアイスが知名度がありますよね。

アイスを手づかみで食べても汚れにくいですし、棒アイスなどと違い、まるごと食べられるのがうれしいですね。

アイスの強い甘みを緩和してくれる効果もあります。

 

恵那川上屋の「くりもなかあいす」もオススメです!

恵那川上屋恵那峡店の「里の菓茶房」で大人気の「栗のソフトクリーム」。

遠方の皆さんにもぜひ食べていただきたい!という想いから、そのまま最中皮で包んでお取り寄せ商品にしました。

 

お好みでアルミホイルにのせてトースターで30秒ほど温めると、ほどよいやわらかさのアイスとパリッと香ばしい最中との絶妙な食感をお楽しみいただけますよ。

 

最中のお吸い物

最中の皮には際立った味がなく、水分を吸収すると柔らかくなることから、お吸い物に入れるとお麩のようになり、お吸い物そのものの味を邪魔することがありません。

最中の皮を器として他の具材やだしの素を保存し、器に最中とお湯を注ぐと最中がお湯に溶け、最後は具材としても最中の皮をいただくことができます。まさに一石二鳥!

 

おめでたい席やちょっとした贈り物に好まれますよ。

 

オードブルの器

オードブルではクラッカーに好きなトッピングを乗せるのが一般的ですが、このクラッカーを最中に代えたレシピもたくさんネットで公開されています。

今では市販の最中皮も買い求めやすくなっているので、和食オードブルでおもてなしをする時に使ってみると一目置かれることになるでしょう。

 

 

最中の由来は「月」!今では楽しみ方が広がるお菓子

最中は月に関係したロマンチックなお菓子として始まりましたが、ここでは紹介しきれないくらいのアレンジ最中が世の中には広まっています。

 

従来の最中皮+あんというベースを残しつつ、アレンジしているものから全く違う最中も現在では楽しめます。

オードブルの器など、お菓子以外の食べ方もありますよ。

 

本来の最中は皮部分を指すので、アレンジ方法は無限大かもしれません。ぜひご自身の好みに合った最中を見つけてくださいね!

 

恵那川上屋では、最中をはじめ栗の和菓子のお取り寄せをご用意しております。

ぜひチェックしてみてくださいね!

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