日々のコラム
更新日2009/12/05
恵那川上屋の紙袋
真っ赤なひなげしが白地に映えるこちらの紙袋が恵那川上屋で使用されているものです。
かろやかに、そしてゆらゆらと存在するこの可愛らしいひなげしのデザインは恵那川上屋を象徴する
いわゆる「看板紙袋」です。花弁以外の蕾や茎、また花の中心部は薄めた墨で描かれており、
その効果ゆえぱぁっと明るい赤の色彩が一段と浮き出てきます。
恵那川上屋という書も横井照子さん直筆のもので、紙袋中心には「照子」というサインもご覧頂けます。
サイドや裏側合わせて4面すべてにひなげしが舞っているこちらの紙袋は、お客様にとてもご好評頂いております。

ひなげし以外にも栗バージョンの紙袋がございます。
こちらは秋の栗きんとんの季節に多く利用されるのですが、3つの丸々とした栗が
今にもゴロンゴロンと画面から転がり出ていきそうに描かれています。

栗のアウトラインでご覧頂けるように、横井照子さんの大胆で思い切りのよい筆遣いは本当に
気持ちの良いものです。栗やひなげしの周りに点在する絵具の飛沫模様(drip painting)
を見ると横井さんが楽しみながら、自由に描いている姿を勝手に想像してしまいます。
ひなげし美術館へご来館下さるお客様には
「横井さんの作品が好きで好きでどうしても頂いた紙袋や包装紙が捨てれず、ブックカバーにして
つかわせてもらっています」と言って下さる方もみえます。
紙袋とはいえ、確実に横井さんの作品を載せたキャンバスは今日もまた人から人へと
目にも口にも美味しい暖かい気持ちを届けてくれています。
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更新日2009/11/29
豊年謝恩祭
本日恵那川上屋(横井照子ひなげし美術館前の会場)では
第一回「栗の里豊年謝恩祭」、別名「マゴスト」というお祭りが開催されました。
スペイン・ガリシア地方で毎年開催される「栗の祭り」に学び、行われたこのイベントでは
1トンの焼き栗や蒸し栗を無料で配布したり、きんとん絞りやもちつきなどの体験、
栗うどんや栗スープ、栗たい焼きなど栗づくしのメニューが用意されました。

ひなげし美術館は一日入館無料という形でお祭りに参加させて頂きました。
お陰様で今日は赤ちゃん連れのご家族や小学生のみのグループ、高校生など、
通常より幅広い年齢層のお客様にご来館頂くことができました。ありがとうございました。


また、驚くことにひなげし美術館駐車場では生後8カ月のかわいい黒毛和牛の「チーちゃん」
が来場したのです!恵那川上屋従業員の林さんの実家が酪農家ということもあり、
珍しい黒牛のゲスト登場に子供達をはじめ、大人の方までそのあどけなさの残る姿に大喜びのご様子でした。
お祭りのもっと詳しいご紹介は恵那川上屋のブログにてご覧頂けます:
こちら
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更新日2009/11/28
ひなげし美術館の秋
今回は横井照子ひなげし美術館周りでご覧いただける秋の表情をご紹介いたします。
敷地内では現在開催中の「赫」展にふさわしい様々な赤い実が生っていて景色を彩ってくれています。

上の実はサンシュユの赤い実です。
葉は落ちてしまいましたが、光が当たって艶々と輝く実はなんとも美味しそうな色、形をしています。
その赤さゆえに「アキサンゴ」とも呼ばれているそうです。

こちらは赤いサザンカ、ひなげし美術館へ上る階段の脇など至る所で紅白の花を咲かせてくれます。
美術館周りには同じく紅白の椿も植えられているのでその似た容姿に未だ困惑してしまうことがあります。
ついつい忘れがちになるのですが、見分ける際のポイントとしてはサザンカの葉にはギザギザがあり、椿の花が丸ごと
ポトリと落ちるのとは違い、サザンカはバラバラと花弁が落ちるのが特徴的です。
花の少ない時期に咲くとても貴重な存在です。
美術館の通路横には楓の木があり、その葉が 緑→黄色→赤へと徐々に色を変える様は本当に見事でした。
紅葉の画像は美術館HPの方でも新しくアップいたしましたのでこちらでもご覧いただけます:
横井照子ひなげし美術館四季
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更新日2009/11/21
新聞でご紹介いただきました
無事展示替えを終え、本日より新展示「赫」展が始まりました。
今回の展示は題名にも使われている「赤」色を基調とした作品をご紹介しております。
過去に展示されたことのない作品を含め、100号以上にもなる油彩画の大作や26点もの遊び心あふれる色彩豊かなハガキ大のテンペラ画等、見どころ満載な内容となりました。
そして先日中日新聞の「個性派美術館へ行く」コーナーにて横井照子ひなげし美術館の記事が掲載されました。文化面でしっかりとご紹介して頂けたので非常に嬉しいことに本日は紙面をご覧になった大勢の方にご来館頂きました。遠くからみえた方もご近所から観に来て下さった方も本当にありがたいです。
今回の展示は来春5月上旬まで開催しておりますのでお近くにみえる際には是非お立ち寄りくださいませ。
中日新聞の記事はこちら:
当美術館が建つ東濃地区にはたくさんの文化施設があります。地域的にも陶磁器に関係する資料館や美術館が数多くあるのですが、全施設を回り切ろうと思うとかなりの数になります。的を絞って観覧されたい方は是非ホームページのリンクにもあります「ぎふ東濃アートツーリズム」をご覧ください。各施設を紹介する画期的なプロジェクトです。
リンクはこちら:
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更新日2009/11/07
ベルンでの回顧展
- 横井照子 回顧展 -
雪月花

この度10月27日にスイス・ベルンのコンフェルド画廊にて開催された回顧展「雪月花」の
オープニングに出席させて頂きました。
開場時間は夜の8時でしたが、その時間帯でのオープニング開催というのは珍しくないようで、
会場は200人以上のお客様で大変賑わっておりました。
画廊のオーナーのスピーチで始まった今回の展覧会は横井さんのファンの熱気に包まれ、
日本で経験する雰囲気とはまた違う、実にエキサイティングな会場でした。
入口から入ると廊下の壁面には新作の「貼交」作品が飾られ、向かって右側にある
3部屋はエッグテンペラの展示、そして奥の会場には1941年に制作された油彩をはじめ
その後描かれた大小のキャンバス達が見事な感覚で紹介されていました。
渡米前に描かれた津島の風景画、サンフランシスコ時代、ニューヨーク、パリ、そしてベルンで
制作されたそれぞれの作品が横井さんの辿られた時代を物語り、
そのスタイルの変遷を非常に分かり易く紹介していました。
会場には「雪月花」の画集を販売するコーナーが設けてあり、横井さんにサインをしてもらうために
たくさんの人が並んでいました。(こちらの画集は現在当館でも販売しています)
ベルンは絵本に描かれるような古く、可愛らしい街並みで、
時間がゆっくり流れている、そんな素敵なところでした。
ちょうど山や街の中の木々の紅葉が始まったところで赤、黄色、茶色と緑色の
グラデーションが赤い屋根と高く広がる青い空に映え、
横井さんが描く季節や自然をほんの少し覗かせて頂いたような気がしました。
この日は好天で空も晴れ渡り、街の向こうにアルプスの山脈がくっきりと見ることができました。
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