夏の栗きんとんは山奥の渓谷、清流が岩に砕かれて白い泡沫となる目に涼しげな風景、そして絶え間ない瀬音、そんな情景をお菓子に映しました。
おいしく食べていただける工夫は、職人が何度も試行錯誤をかさねたうえで生み出した「泡沫(うたかた)生地」。
水分を多く含んだ生地に空気の泡沫をたくさん練り込むことによる、軽くひんやりした食感が特徴です。
また、生地を練る水にもこだわり、あちこち探求した上で、岐阜県の特産品である「麦飯石(ばくはんせき)」に着目。
鉱石に一昼夜浸した水をつかい、まろやかな口当たりもお楽しみいただけます。
瞬間冷凍で風味をとじ込めた栗観世。シャリッと口の中でとろける食感とのど越しをお楽しみください。