栗畑からの最近のブログ記事

栗のイガの赤ちゃんが成長しています。

雨の日が多い梅雨の時期、湿度の高い空気にのってどこからともなく漂う独特の青い匂い。

一度嗅いだことのある人は「あ。この辺りに栗の木があるな」とすぐにわかります。

それほど栗の花は印象的な香りを放ちます。

人間にとっては嫌われがちなその匂いも、昆虫にとっては魅力的なよう。満開に咲いた栗の花に近づいてよく見ると、たくさんの虫たちがいます。

 

受粉直後 夜空に咲く花火のような、あるいは白い大きな毛虫のような、長く垂れ下がった栗の尾花。強烈な匂いに吸い寄せられてやってきた虫がその雄花から根元の雌花に花粉を運び、受粉後小さな栗の赤ちゃんに成長します。

この状態を「きゅう」といいます。

 

栗の赤ちゃん最初は小さく青くやわらかいイガもこれから秋に向けてどんどん成長していきます。

 今頃はちょうど緑色の「まっくろくろすけ」のような大きさです。

 

少し成長した栗のイガ梅雨に降って土用に照る」は健康な農作物ができる必須条件。

これから収穫までのお天気を心配しながら栗の赤ちゃんの成長を見守りましょう。

天に向かってまっすぐ延びる枝。超低樹高栽培の特徴です。

超特選恵那栗振興部会に所属する方々、つまり恵那川上屋の契約農家では超低樹高栽培が採り入れられています。樹高を低く枝を剪定するこの方法は、ご年配、ご婦人が多い栽培農家では、手入れが楽でしかも行き届くため、結果として上に高い木と比べても収穫量も多くなる理想的な剪定方法。栗博士の塚本實さんが長年の経験で編み出されました。

冬期剪定を終えて、すっかり枝が払われた低樹高栽培の木は驚くほど枝の数が少なく、どの枝も上を向いています。横に向けて伸びた枝は、葉が生長して実がつくと重みで折れたり、下の枝だと重なり陽が当たらなくなってしまうため、思い切って落としてしまいます。

この季節、そろそろ葉が密集し始め、まっすぐ天にむかって伸びる枝は、太陽に向かって背伸びをする子供のようにも見えます。これから収穫までの間、手入れの行き届いた土から養分をたくさん吸収し、天からは太陽の恵みをいただきます。特徴ある低樹高栽培の栗の木。成長の様子を順次こちらで紹介していきます。

太陽の恵みをいっぱい浴びて、たくさん実をつけてほしいと祈っています。

(太陽の恵みをいっぱいに浴びて、たくさん実をつけてほしいと祈っています。)

恵那栗の畑より。そろそろ開花の時季です。

栗のシーズンが終わって季節も変わり、新緑の季節を迎えた恵那の栗畑。きれいに剪定した枝からモコモコと葉が芽吹き、成長して細長く育った葉っぱの間からはにょきにょきと「花芽」が伸び始めています。そして梅雨入りの頃には、あの独特の匂いを花って一斉に白い花が咲き始めます。

去年秋の栗の収穫を終えてから今まで、栽培農家では、冬期剪定にはじまって、接ぎ木や施肥、落ち葉の収拾や下草の手入れなど、休むひまなく今年の栗のために働いてくださっています。これからは天候が大きな収穫の決め手となります。梅雨は適度に降って、土曜の頃は燦々と日が降り注ぐことをみなさんも願っていてください。

”にょきにょき”と伸びる「栗の花」

(”にょきにょき”と伸びる「栗の花」)