寒い冬が終わり、山々に桜やシデコブシが咲く頃、恵那栗の木々も目を覚まします。
今年もたくさんの恵みをいただけることを祈りつつ、一足早く超特選恵那栗の芽吹きから収穫までを映像にまとめました。
寒い冬が終わり、山々に桜やシデコブシが咲く頃、恵那栗の木々も目を覚まします。
今年もたくさんの恵みをいただけることを祈りつつ、一足早く超特選恵那栗の芽吹きから収穫までを映像にまとめました。
きんとん生地でつくる栗の「ぼたもち」
栗のレシピ【1】でご紹介したきんとんの作り方。
この生地を使ってかんたんにおはぎを作ることができます。ご紹介しましょう。
<材料>
きんとん生地 400g
もち米 2合 うるち米1合
しお 少々
1.お米を炊く
塩を少々入れて3合のお米を炊きます。
水加減はうるち米の3合より少し少なめに。
炊きあがったらすりこぎで半搗きにします。
2.まるめる
手水をつけて半搗きの米をお好みの大きさに丸めます。
3.まぶす
裏ごし器で丁寧にこしてそぼろ状にした生地をまんべんなくまぶします。
4.仕上げに残りのきんとん生地をたっぷりと振りかけます。

超特選恵那栗の良さをもっと多くの方に知っていただく試みとして、毎年、東京の巨大展示場で開催される展示会にエントリーしています。
このシーズンいくつかある中で、今年は特に宿泊、飲食業会の方が多く集まる合同展示会、「HJC」に参加しました。


国際ホテルレストランショー「HOTERES JAPAN」、フードケータリングショー、厨房設備機器展が一度に開催されることもあり、連日2万人強、4日間でのべ8万5千人近くの、新しいもの、本物に敏感な業界人が集まります。
料理人やホテルの支配人なども多くいらっしゃるのを見込んで、今年は「えなくりのたね」をPRしました。

ブースをのぞかれる方々、「栗きんとん」の形はご存知ですが、栗きんとんの生地を売っている事に驚かれ、国産であるかどうか、日持ちの長さ、着色の有無などについて細かく質問されます。
時代を反映して本物の素材を求める姿勢が見受けられました。

中には、初日にいらっしゃって大変気に入ってくださった出展者の方が、ご自分のブースを訪問されたお客様を連れてきてくださったり、東京にお勤めの岐阜出身の方がわざわざ足を運んでくださったり、栗きんとんの人気を伺わせるうれしい出来事もいくつかありました。
ホテルのお茶菓子に是非使いたい。
サービスエリアで扱いたい。
と気に入ってくださった方もあり、今後より広く超特選恵那栗の価値が認められていく事を私たちも期待しています。
みなさんも思いがけないところで、きんとんの種を使ったお料理を召し上がられることがあるかもしれません。
ご要望に応えられるだけのもっとたくさんの種を生産できるように、超特選恵那栗の栽培についても農家の方々といっしょに考えていきます。
栗を収穫した後の毬や、中身を取り出した後の鬼皮・渋皮を何か有効に使えないだろうか。
とアイディアを出し合い、様々な実験や工夫をする過程で、堆肥や染色、ニオイ消しなど様々な可能性が期待されています。
そんな試みの一つとして、外皮を焼いた灰を陶器の釉薬に混ぜてはどうだろうと、

「ワラやカヤなど植物を焼いた灰を陶器の上薬に混ぜて、色や模様の変化をつける工夫は作陶の技術ではよくある手法で、栗の皮が使われる事も珍しくありませんよ」と上薬専門家の近藤さん。
見せていただいた小皿は、なんと栗の毬の灰を釉薬に混ぜたものでした。
「毬の灰が混ざった部分だけ薬の透明感が失われ(失透)混濁します。模様も薬の塗り方や火のまわり方、焼成温度でそれぞれ違い、ひとつひとつ異なる個性的な模様が生まれます」
近藤さんのライフワークである粉引の柔らかい発色の下地に、青みがかった透明な釉薬と、白濁した青色のマーブルが織りなす模様。神秘的でとても美しい模様に仕上がっていました。
「窯の内部でも入り口の空気が多いところと中の少ないところでは化学反応の仕方が違うため、全く違う仕上がりになるんですよ」と、窯の中の置き場所が違う2つの同じデザインの角皿を拝見すると、本当に表面のニュアンスが全然違いました。


栗の毬という珍しい素材をつかった焼き物は、近藤先生の作品ではありますが、ここ恵那山のふもとの特産品として多くのみなさんにその美しさを知っていただけたらと思います。
まだまだこれからも栗の外皮のユニークな活用法を考えていきます。