上矢作地区の大問題

恵那栗を栽培されている超特選栗部会の各地域の取材をさせていただいている中、恵那市上矢作地区の栗農家の方に初めてお会いし、お話しを伺いました。

栽培の歴史や、超特選栗の栽培体験談などをお聞きする中、昨今の環境問題とも深く関わる、大きな社会問題について大変困っていらっしゃることがわかりました。

上矢作地区の皆さんが栗栽培存続の危機、早くなんとかしなければ、早く行政に対策を講じてもらってほしい。

と憂慮されるその理由はなんと、「猿」でした。

猿に折られた枝

中山間地であるひがしみの地域では、昨今の温暖化で、市街地でもいのししの被害が報告され各家庭でも対策が講じられています。

栗栽培において、有機栽培を基準にしている超特選栗の畑では、土が肥えているためミミズがたくさん生息しています。

土をより豊かなものにしてくれるそのミミズを狙って、イノシシが栗畑の土を根こそぎ掘り起こしてしまうとのことなのです。

掘り起こされた痕は栗の根っこがむき出しになってしまうほどの酷い様子でした。

イノシシの被害

そしてさらに山間部の上矢作地区では、山から集団で猿が降りてきて、栗の木に鈴なりになり、新木を折ったり揺すったりして奪い合いで栗を食べていってしまいます。

実際に畑に連れて行っていただいて、大事に手入れされた栗の木が無惨にも枝の根元から折られ、再生不能になるほどの姿を拝見して本当に胸がつぶれる思いでした。

柵や、網や、電熱線や、それだけでも家計に大変な負担です、その上、収穫間近の栗をすべて食べられてしまい、どんなに落胆されていらっしゃることでしょう。

「この様子をみなさんに見ていただいて、ぜひ早急に対策を打っていただきたい、でないとそのうち栗は全滅になってしまいます」と農家の方の悲痛な訴えをお預かりしてきました。

この話題については機関誌でも特集して、恵那川上屋でも早急に何かして行かなければならないと感じました。

被害に会った農家の皆さん、お見舞い申し上げます。

これにくじけずに来年もおいしい栗をどうかおねがいします。

電熱線で囲まれた栗畑

畑のご主人

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