2010年6月アーカイブ

天に向かってまっすぐ延びる枝。超低樹高栽培の特徴です。

超特選恵那栗振興部会に所属する方々、つまり恵那川上屋の契約農家では超低樹高栽培が採り入れられています。樹高を低く枝を剪定するこの方法は、ご年配、ご婦人が多い栽培農家では、手入れが楽でしかも行き届くため、結果として上に高い木と比べても収穫量も多くなる理想的な剪定方法。栗博士の塚本實さんが長年の経験で編み出されました。

冬期剪定を終えて、すっかり枝が払われた低樹高栽培の木は驚くほど枝の数が少なく、どの枝も上を向いています。横に向けて伸びた枝は、葉が生長して実がつくと重みで折れたり、下の枝だと重なり陽が当たらなくなってしまうため、思い切って落としてしまいます。

この季節、そろそろ葉が密集し始め、まっすぐ天にむかって伸びる枝は、太陽に向かって背伸びをする子供のようにも見えます。これから収穫までの間、手入れの行き届いた土から養分をたくさん吸収し、天からは太陽の恵みをいただきます。特徴ある低樹高栽培の栗の木。成長の様子を順次こちらで紹介していきます。

太陽の恵みをいっぱい浴びて、たくさん実をつけてほしいと祈っています。

(太陽の恵みをいっぱいに浴びて、たくさん実をつけてほしいと祈っています。)

恵那栗の畑より。そろそろ開花の時季です。

栗のシーズンが終わって季節も変わり、新緑の季節を迎えた恵那の栗畑。きれいに剪定した枝からモコモコと葉が芽吹き、成長して細長く育った葉っぱの間からはにょきにょきと「花芽」が伸び始めています。そして梅雨入りの頃には、あの独特の匂いを花って一斉に白い花が咲き始めます。

去年秋の栗の収穫を終えてから今まで、栽培農家では、冬期剪定にはじまって、接ぎ木や施肥、落ち葉の収拾や下草の手入れなど、休むひまなく今年の栗のために働いてくださっています。これからは天候が大きな収穫の決め手となります。梅雨は適度に降って、土曜の頃は燦々と日が降り注ぐことをみなさんも願っていてください。

”にょきにょき”と伸びる「栗の花」

(”にょきにょき”と伸びる「栗の花」)