南天福寿きんとん餅

春の栗きんとんに合わせた「山芋の練り切り」、ほろほろと淡い食感はとても春らしいものですが、「練り切り」という生地の食感が、若い方や、昔ながらの上生菓子などをあまり好まない方にとって、ちょっと重いものであることを憂慮していました。そこで、練り切りよりもっと甘さが少なく、食感やのどごしがあっさりして、だれにでも好まれる春らしい生地を開発しよう、とこの商品が生まれました。

 春らしく親しみやすい生地として、数々の試作を経て完成したのが「羽二重生地」です。のびが良く、歯ごたえ、のどごしもやわらかく甘さも控えめで、「里長閑」より一層淡々とした仕上がりになりました。栗きんとんの風味も羽二重をワンクッションに、穏やかにふわっと鼻に抜けます。

 名前とかたちに映したのは、長く厳しい冬の大地から芽吹いた、緑葉と南天の実。難を転じて福となすという意味を込めて、合格祈願などの贈り物やなどにもご利用いただいています。立春を迎え、旧暦では新しい年が始まったこの季節、春栗きんとんに、この縁起良いお持ちを添えて、お世話になっている方へ春の便りを。

お餅の上の飾りが繊細なためとれないように気を配ります

(お餅の上の飾りが繊細なためとれないように気を配ります)

 

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