2009年7月アーカイブ

恵那の栗畑から1

8月下旬の収穫を控えて、恵那の栗畑では緑色の「きゅう」がだんだん成熟して大きくなり、「いが」らしくなってきました。もう少し成長して熟すと、「いが」が割れ、完熟すると自然に落果します。

 超特選恵那栗の収穫規定のひとつとして、自然落果を待つという条件が定められています。収穫を急ぐあまり無理に揺すって落としたりせず、早朝に落ちたものを午前中に収穫して、その日のうちに納入することになっています。栗はなにより、鮮度が命なのです。

 夏の日差しを浴びてすくすくと育つ超特選恵那栗。収穫まであとひといきです。

今日の栗畑の様子

 (今日の栗畑の様子)

栗の品種について

日本の山で昔から自生している「シバ栗」と中国栗を掛け合わせることからはじまり、栗の品種はいくつも派生してきました。長年の研究で、日本の風土に合い、害虫や病気に強い品種が残り、受け継がれています。東美濃地域で栽培されているのは日本でも代表的な11の品種。早生から晩生まで、それぞれいくつかの品種を混合栽培して、常に安定した収穫量を保っています。早生の「胞衣(えな)」はまさに、栗きんとんのためにつくられた早生の品種。「金華」は栗農家でもあり栗博士として活躍されている塚本實(つかもとみのる)さんが開発された早生の品種です。他に、伊吹、丹沢、出雲、大峰、国見、筑波、利平、有磨、銀寄、石鎚があります。

 

栗きんとんのために開発した品種「胞衣」 (栗きんとんのために開発した品種「胞衣」) 

超特選恵那栗とは

恵那地域の栗栽培農家で収穫された栗の中でも、特に厳しい条件をクリアしたものだけが「超特選」とされます。選別の基準となる栽培条件、出荷条件とは、超特選栗部会とJAひがしみのが定めた規定で、低樹高・超低樹高栽培の実施、土づくり、安全な栽培、品種・収穫時間の限定、など、品質と鮮度の厳しい基準が設けられています。
秀峰「恵那山」のふもとに広がる、肥沃な大地に広がる栗畑。愛情いっぱいに、ていねいに育てられた栗は、今年も大きな実をつけています。旬の超特選恵那栗は8月の下旬頃の収穫となります。どうぞお楽しみに

 

恵那山麓に広がる超特選恵那栗の農園(恵那山麓に広がる超特選恵那栗の農園)                   

「栗のはなし」が始まりました。

恵那川上屋は、安心で美味しい厳選素材で和洋の垣根を越えた創作菓子つくりをしています。古くから「栗菓子の里」として知られてきた恵那山の麓。この恵まれた場所にあるお菓子屋として、この地方ならではの栗を育て「栗の里」にしたいという夢を持ち、地域の食文化を温め、普及することを大切に考えています。「栗のはなし」のコーナーでは、恵那山麓の栗ブランド「超特選恵那栗」についてのお話しを中心に、栗についての知識や、栗にまつわるお話、栗栽培農家のご紹介などを発信していきます。  

  秀峰恵那山(秀峰恵那山)