瀬戸のたけのこ

Written on : 05.06.12

農業生産法人恵那栗の落合販売所は桃の生産地として有名なところでした。

その同じ落合にある瀬戸という地域は、木曽川沿いの高台にあって古くから良質な竹林が多く、ここで採れるたけのこはやわらかくてアクが少ない最高級品として、「幻のたけのこ」と言われています。

この有名な「瀬戸のたけのこ」の生産者の一人、吉村さんにお話しを伺いました。

5月初旬の竹林は、たくさんの竹の葉が風に舞い落ち、今年の収穫が終了に近いことを教えてくれます。

瀬戸の竹林

竹林のあちこちで地面からたけのこが頭を出していますが、大きく伸びているものは、親竹として残すものなのだそうです。

そして思ったよりも明るくてすっきりとした竹林に、「ここらでは竹林は林ではなくて畑なんです」と話してくれました。

日当たりの良い瀬戸の竹林

今年は「裏年」ということで、昨年の「表年」と比べて、かなり収量は少なかったそうです。

ちょうどこれから奥様とたけのこを掘るところということで見せていただきましたが、先端が少し広がった細長い鍬のようなもので、たけのこの周囲から掘り、それほど時間もかからず掘り起こしました。

たけのこ堀鍬でたけのこを掘ります

日当たりがよく肥沃な土地、そしてきれいな木曽川の水と霧が立ちやすいといった自然環境に恵まれて、全国屈指の生産地である京都のたけのこをしのぐ美味しさと言われる「瀬戸のたけのこ」。

大切に育てられたたけのこを、感謝の気持ちを持ってフキと一緒に炊き合わせていただきました。

たけのことフキの煮物たけのこの季節が終わると、休む間もなく次は田植えが始まります。

 

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